ネパール編② 〜出発まで〜
- そら

- 6月17日
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ネパール編② 〜出発まで〜
大学生だった私は、この長期旅行が「人生最後の冒険」になると思っていた。だから卒論発表会の翌日に日本を発つという、かなり強引な計画を立てた。
先生にそのことを伝えると、「ちょっと待ちなさい」と一言。でも、チケットはすでに押さえないといけない。待てるわけがない。
そこで私はまず事務局に確認しに行った。通常、卒論発表会のあとに卒業論文を仕上げ、先生と何度かやりとりして承認が出てから提出、という流れ。でも調べてみると、単位として認定されるのは「卒業論文」ではなく「卒業論文実験」。そしてその単位は、発表会の時点ですでに出ている!
というわけで、先生の言葉は丁重に(?)無視し、卒論発表会の翌日、予定通り日本を飛び立った。先生はたまたま出張中だったので、テキトーに仕上げた卒論を机の上にそっと置いて、さようなら。
〜余談〜 発表会後の打ち上げで行ったお寿司屋さんで、まさかの食中毒事件が発生していた。みんなが次々と発症している頃、私はすでに飛行機の中。帰国後にその事実を知って、思わず「セーフ!」と叫びそうになった。
そして出発。大韓航空で香港に一泊し、翌日はロイヤルネパール航空でカトマンズへ。
大韓航空がやけに立派に見えた、ロイヤルネパール航空。後ろ半分は貨物スペース、椅子は狭い、まさに格安チケットの貫禄十分。それでも、旅はついに始まった。
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