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不思議体験~結婚の偶然

  • 執筆者の写真: そら
    そら
  • 5月24日
  • 読了時間: 2分

旦那とは携帯電話の出会いサイトで知り合った。初めて会ったのが、偶然にも私の誕生日。そして、私が買ったマンションの正式契約の日でもあった。


トントン拍子に話が進んで、8月に結婚することに決め、12月に結婚式を挙げることになった。


11月、旦那がマンションに引っ越してきた。その同じ日に、母の末期がんが発覚。余命一か月という宣告だった。


親族の結婚式はすぐにキャンセル。でも母が生きているうちに写真を残したくて、「結婚式のドレスができた」という名目で、家族写真を撮った。


そして——結婚式の当日の朝、母は旅立った。


午前中まで生きていたら夜の二次会は決行するという約束だったが、100人規模のパーティはドタキャンに。お通夜とお葬式を終えてから、二人で近くの神社で結婚式を挙げた。


母が「宗派は問わないが、神様の前で報告はするように」と言っていたから。


そのとき、気がついた。


——その日は、母の誕生日だった。


私の結婚記念日は、母の誕生日と重なった。

そして実は、母の結婚記念日は、私の誕生日でもあるのだ。


この偶然に気がついたとき、運命って決まっているのかもしれないと思った。私を守ってくれる存在が、母から旦那へと変わったのだろうか。


母の病気がわかってから毎日泣いていた私だったが、その瞬間、母の死を受け入れることができた気がした。


 
 
 

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